サイズ=W7000×D8000×H2600
※空気膜エアー遊具フアフア内部にゴリラの造形
屋内に設置し常設営業ができる大型遊具には、空気膜エアー遊具フアフアのほかに、ソフトモデュラー遊具と呼ばれる立体遊具があります。子供を遊ばせるという目的は同じですが、素材や作り方、耐久性、価格などが異なるため、目的に合わせていずれかを選択するか組み合わせて両者のいいとこ取りするかといった、いろいろな選択肢が考えられます。
基本的に空気膜エアー遊具フアフアは、比較的安価で、アピール力のある造形がつくりやすく、設置移設が簡単といった特徴があります。普通は単層構造で、耐久性も2〜3年といわれますが、現場で小まめなメンテナンスを欠かさなければ累計10万人くらいの利用者数に耐えられます。これに比べ立体遊具は、2層3層構造が作りやすく、チューブスライダーやつり橋などさまざまなアイテムを取付けることができ、価格は比較的高価になりますが普通10年以上使うことができます。もちろん立体遊具でも日常の小まめなメンテナンスは欠かせ要件であるといえます。
上に掲載している完成予想図は、空気膜エアー遊具フアフアと立体遊具を組み合わせて一つの施設とした小規模なプランのひとつです。
一般的にどんな遊具でも、導入した当初は目新しく多くのお客様を集客しますが、月日が経つにつれてその新鮮味は薄れ、いわゆる飽きられてくる状態になります。これを克服するため、施設内でさまざまなイベントを催したり、料金システムを工夫したり、新規の遊具を導入したりします。
このプランの場合では、立体遊具構造のサファリバスを基本施設として、左右の空気膜エアー遊具フアフアを2〜3年に一度、新企画のものに交換して新鮮さをアピールしていくというやり方を採用しています。たとえばエアー遊具は、現在内部に大きなゴリラが鎮座したジャングルがテーマとなっていますが、新しいプランでは火星探検のテーマに変え、ロボットなどを配するほかにバスも宇宙探査ライド的な装飾を付加することができます。また現在のバスにはジャングルイメージの擬音発生装置がついていますが、それらの擬音や音声も宇宙音に変更することになります。
ちなみに、上記の絵は無料施設として使われることを前提としたものですが、柵をつけ管理スタッフをおいて有料施設で営業することができます。なお、その場合はできればフリースペースをもっと広く取り、サファリバスの内部はボールプールにするのがベターです。 |