※「ローリングレース」。右側の人物と比べるとそれぞれの大きさがわかります。
「ゾーブボール」といったり「ローリングボール」と呼んだりする直径3mほどの透明ボール、人間が中に入って丘を転がり落ちたり水の上を移動したりする映像がTVなどで紹介され、大人も子供も一度はプレイしてみたいと思っている注目の遊具です。が、このボール、大変面白そうなのですが、営業用の施設としてはキャパシティが悪く,多くのスタッフが必要だったりし、またプレイ料金が高くその結果リピート性に問題が生じるといった悪循環にはまり込み、もうひとつメジャーな遊び施設に成長していないといった恨みがあるようです。
そこで上記の「ローリングレース」はいかがでしょうか、というお話です。
単純に往復の速さを競うレースですが、早く進もうとするとボール内部の足踏みにちょっとしたコツが必要、しかも途中に坂があるためこれを登るのはそれなりに苦労します。スタートはスタッフのボタン操作でカウントダウンする自動方式、また突き当たりのロボットは照明入りで、ボールをぶつけ照明を消してから折り返すのがルールです。ちなみにローリングボールは直径3m(大人用)のものが標準ですが、子供用の直径2.5mのものもあり、これは客層に応じて選択します。またボールの表面には歌舞伎の隈取りの模様をいれ、力強いレースの雰囲気を演出しています。
コースは空気膜製で、イベント用など移設を簡単にするよう製作することが可能です。また4レーンタイプ、6レーンタイプなどキャパシティを増やすことができますが、その場合はコースの内容に変化をもたせ、1人のプレイヤーが他のコースでもプレイしたくなるような工夫を加える予定です。
なお現在、「1人だけでプレイしても面白いものを」と考える人のために、途中の坂を上下に可変できるようにし、最高1mくらいまで上げられる施設を設計中です。最初高さ20cmの坂からはじめ、クリアするごとに10cmずつ坂をあげて果たしてどの高さまでクリアできるか?自身の記録への挑戦ということになります。
ちなみに上記の2レーンタイプのコースサイズは幅7.8m×長さ14m×高さ3.5〜4m。屋内用、屋外用などロケーションに応じたアレンジを行います。
詳しいことはお気軽にお問合せいただければと思います。
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